千葉県における本事業は子どもの心の診療ネットワーク事業の一つとして令和元年に動き始めました。この事業の狙いとしては、千葉県内の児童福祉に関与する専門職(医師・心理士・ソーシャルワーカー、教師、保育士など)を対象として、児童精神医学的知識とその実践能力の向上と顔の見えるネットワーク作りを目的としております。特に児童相談所職員のアセスメント能力および介入技術の向上を狙っており、地域の専門機関同士の連携を密にし、適切に受診・相談に至ることが可能になるようなネットワークを構築していきたいと考えています。本事業の拠点となる国立国際医療研究センター国府台病院は入院治療を含めた児童精神科診療機能を有しており、医師数および心理士・ソーシャルワーカーともに県内有数の人材数を確保しております。また、これまでも厚生労働省こころの健康対策事業を委託し、様々な職種を対象としていくつかの研修事業を行ってきた実績があることから、千葉県子どものこころ拠点病院として活動することになりました。千葉県の児童家庭課のご指導のもと、私たちは千葉県内での様々な問題に県内の関連施設が一丸となって対応できるように責務を果たしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
診療ネットワーク事業 トピックス一覧へ
-
令和4年1月15日に千葉県子どものこころの診療ネットワーク事業として第29回千葉児童思春期精神医学研究会を共催いたしました。
<概要>
日時:令和4年1月15日(土)13:30~17:00
開催形態:オンライン
対象者:医療・福祉・行政・教育に携わる専門職 -
(終了しました。ご協力ありがとうございました。2020.06)
日本政府では、本年4月7日に閣議決定した、緊急経済対策に基づいて、全国の世帯に向けて、一住所あたり2枚ずつ布製マスクを配布すること決定しました。
布製マスクは、使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで、何度も再利用可能です。新型コロナウイルスの感染防止を図るため、活用していきたいと思います。
これまで備蓄してきたマスクが自宅にあるなど、支給された布製マスクを使用する予定のない方がおられましたら、千葉県内の児童相談所に保護された子どもたちや、児童福祉施設に入所している子どもたちにお譲りいただけないでしょうか。厳しい状況が続いております。子どもたちの感染予防にご協力頂ければと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。